業務効率向上図る
三菱ふそうトラック・バスは9月29日、横浜市鶴見区の輸入部品倉庫を、同区内の新拠点「新子安グローバルロジスティクスセンター」に移転、10月1日に業務を開始すると発表した。
同センターは三井不動産が開発した物流施設「MFLP横浜新子安」内に入居。地上5階建て、延床面積は約12万㎡。今年5月に川崎市東扇島から同センターに移転したノックダウン(KD)輸出部品梱包倉庫に続き、輸入部品倉庫を集約して工場外物流機能を統合し、輸出部品梱包倉庫との工場間物流距離短縮や輸入部品梱包資材の再利用などの効率化を図る。
併せて、川崎製作所(川崎市)との距離短縮による物流効率化に加え、倉庫内の部品保管位置を最適化するロジックの導入により、庫内作業の業務効率化を目指す。
輸入部品倉庫は2013年に稼働を開始。海外サプライヤーから輸入した部品を保管後、トラックを生産する川崎製作所や、バスを製造する三菱ふそうバス製造(富山市)、移転前の東扇島KD輸出部品梱包倉庫に部品を供給してきた。
今年8月末時点で約5250部番、1300万点の部品を保管している。
新子安グローバルロジスティクスセンターが入る物流施設外観(三菱ふそう提供)
(藤原秀行)