自社開発の全棟に順次、ドライバーの待機時間軽減へ
大和ハウス工業は9月12日、自社開発した物流施設約200カ所の全てに、資本・業務提携しているベンチャー企業のHacobu(東京)が展開しているトラック入場予約システムを順次導入すると発表した。
併せて、トラックドライバーが携帯電話からインターネット経由で物流施設の入退場を受付できるシステムも全施設に配備していく。
物流施設では取り扱う荷物量の増加などに伴い、トラックが入庫まで長時間待たされることが問題化していた。
大和ハウスはシステム導入後、ドライバーは物流施設の一定距離内に近づくとシステムを利用できるため、接車の負担を大幅に減らせるとみており、平均の荷待ち時間を約70分減らせると見込んでいる。
(藤原秀行)