デジタル技術導入などで専門性と知識備える、戦略的助言を期待
商船三井は10月15日、経営戦略の策定とリスク管理強化のため、優先度の高い分野について社外の有識者から意見を得ることを目的として設置しているアドバイザリーボードの新たなメンバーに、シンガポールの本拠を置く世界最大級の船舶管理会社Synergy Marine Group(シナジー・マリン・グループ)の創業者で会長を務めるRajesh Madhavan Unni(ラジェシュ・マダヴァン・ウンニ)氏が就任したと発表した。
ウンニ氏は海運業界で豊富な経験と知見を有し、特に船舶管理、デジタル技術の導入、持続可能性に関する取り組みでは高い専門性と実績を備えていると評価されている。
商船三井はウンニ氏に、グローバルな視点からの戦略的助言を期待している。
ウンニ氏は米ハーバード大学AMP(Advanced Management Program)を修了し、2017年にAlpha Ori Technologies(アルファ・オリ・テクノロジーズ)を共同創業。複数の国際海事団体で要職を歴任してきた。
(藤原秀行)