コールドチェーン整備などに充当
東南アジア飲食店向けの産直ECプラットフォームを運営するSECAI MARCHE（セカイマルシェ）は10月21日、ヤマトホールディングスとグローバル・ブレインが共同で運営するCVC（コーポレートベンチャーキャピタル）ファンド「KURONEKO Innovation Fund 2号」、NIPPON EXPRESSホールディングスとSBIインベストメントが共同で運営するCVCファンド「NXグローバルイノベーション投資事業有限責任組合」などから総額3.5億円の資金調達を実施したと発表した。
シリーズAラウンドの調達総額は9.1億円に達した。
今回の調達分は産直ECプラットフォームの機能拡大や、コールドチェーンの整備、システムの高度化などに充て、アジア市場で競争力をさらに高めていきたい考え。
SECAI MARCHEは、生産者と飲食店・小売店舗を中心とした消費者を直接つなぐECプラットフォームとして2019年に事業を開始。現在はマレーシア・クアラルンプールでハイエンド市場シェアの90％超を獲得するなど、東南アジアを代表する産直プラットフォームへ成長していると強調している。
SECAI MARCHE : Revolutionizing Food Supply in Southeast Asia
（藤原秀行）※いずれもSECAI MARCHE提供
