三菱ふそうが新潟運輸に電気小型トラックを2台納入

三菱ふそうが新潟運輸に電気小型トラックを2台納入

新潟市内と東京都内のルート配送で使用予定

三菱ふそうトラック・バスは7月29日、北陸地区の有力運送事業者である新潟運輸(新潟市)へ電気小型トラック「eCanter」2台を納車したと発表した。三菱ふそうは2017年から関東・中部地区を中心に電気トラックを納入しているが北陸地区では初めて。先日にはセンコーグループホールディングス傘下の東京納品代行が東京都内の店舗配送用に導入している。

納車した2台は新潟市内および東京都内のルート配送で使用される予定。三菱ふそうが販売を行い、アフターサービスは都内が南関東・甲信ふそう、新潟市内は特約販売会社の太平興業が手掛ける。太平興業はAC充電設備を保有する新潟支店で電気トラックの受け入れに備える。

新潟運輸は環境負荷の低いCNG(圧縮天然ガス)車やハイブリッド車を導入しているが、電動駆動で排出ガスを一切出さない電気トラックに注目。ディーゼル車と比較してエンジン音が静かで振動も少ないため、ドライバーの精神的・身体的な負担軽減を通じた労働環境のさらなる改善にも期待を寄せる。


新潟運輸納入車両-電気小型トラック「eCanter」(三菱ふそうニュースリリースより)

(鳥羽俊一)

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