脱炭素化と安全運航徹底へ協業強化
日本郵船は11月26日、オーストラリアの資源大手BHPグループと、脱炭素化推進や安全運航徹底を目指した協業の強化に向け、2022年6月に締結した戦略的パートナーシップに関する覚書(MOU)を11月25日付で更新したと発表した。
MOU更新に際し、アンモニア二元燃料船の技術に関する共同研究の継続を確認したほか、バイオ燃料活用のトライアル推進、多岐にわたるドライバルク貨物の海上輸送で日本郵船の高品質な船腹供給による安全性向上にも取り組むことを明示している。
協業を強化してドライバルク業界全体の脱炭素化と安全運航をリードし、2050年の温室効果ガス排出ネットゼロの目標達成をより確実にしていきたい考え。

MOUを締結した(左から)BHPのEmma Roberts Vice President, Maritime & Supply Chain Excellence、日本郵船の西山博章常務執行役員ドライバルク事業本部長(プレスリリースより引用)
(藤原秀行)



