Vareal、コンテナ積載最適化アプリの開発に着手

Vareal、コンテナ積載最適化アプリの開発に着手

大きさなど入力すれば自動計算、使用数最小化をサポート

ソフトウェア/アプリやAIの開発を手掛けるVAREAL(バレアル、福岡市)は12月4日、コンテナ積載最適化アプリの開発に着手したと発表した。


アプリのイメージ(VAREAL提供)

コンテナの大きさを選択し、積載する貨物を入力すればアプリが効率的なコンテナ配置を自動計算し、利用者が一目で積載方法を理解できるようにすることを想定。使用コンテナ数の最小化を目標にしている。

容積・重量制限や重心の偏り防止といった基本制約に加え、荷物の天地無用(開発予定)や積み重ね制限(開発予定)まで、多岐にわたる実務上の制約を自動的に考慮した積載計画を立案できるようにする。

コンテナや積載物のマスタデータはデータベース(DB)から取得し、在庫情報などの変動データは既存の在庫管理システムから自動で取得するため、物量や需要の変動にも対応し、常に最適な積載計画を再計算・微調整することが可能になると見込む。

最適化した積載計画を基に、現場作業員向けの作業指示書を自動で生成するとともに、計算結果や各種レポートはPDFやExcel形式で出力できるようにする。

経験や勘に頼っていた業務を標準化し、誰でも簡単に最適な積載計画を立てられるようになることで、作業のミス削減と円滑化に貢献できると想定している。

(藤原秀行)

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