沿線の駅構内に納品、ドライバー不足などに対応
セブン‐イレブン・ジャパンと京王電鉄グループの京王運輸の両社は12月5日、東京の多摩エリアを走る多摩都市モノレールの駅構内のセブン‐イレブン店舗にモノレールを使って商品を配送する取り組みを同日始めたと発表した。
両社はモノレールによる店舗納品は日本で初めてと説明している。「物流2024年問題」やトラックドライバー不足に対応するのが狙い。輸送時のCO2排出削減や公共交通機関の有効利用促進も目指す。
京王運輸の配送員が京王電鉄の高幡不動駅（東京都日野市）で商品を積み込み、沿線の駅構内にセブン‐イレブン店舗が出店する5駅（多摩センター駅・立川南駅・立川北駅・玉川上水駅・上北台駅）で降車、6店に納品する。
対象はおにぎりやお弁当・サンドイッチなどのチルド商品・フローズン温度帯の商品。配送トラック台数の削減、ドライバー労働時間の改善、CO2排出量抑制などの効果を見込む。
（両社提供）
（藤原秀行）
