鈴与、物流・貿易業務で発注管理自動化促す新システム提供開始

鈴与、物流・貿易業務で発注管理自動化促す新システム提供開始

煩雑な照合作業や残数・進捗管理を一元化

鈴与は12月8日、企業の輸入業務を大幅に効率化する新たなシステム「PO Navigator」(ピーオー・ナビゲーター)の提供を12月1日に始めたと発表した。

注文内容の照合や残数の管理、進捗の把握など、物流・貿易業務で発生する発注書(PO)に関わる煩雑な作業を自動化・一元化し、経理・調達・物流部門の業務負担を大きく軽減できると見込む。


(鈴与提供)

受領したインボイスや注文確認書の数量・単価をPOと自動照合し、手作業による確認や計算を解消する。

商品ごと、発注書ごとに現在の進捗状況や在庫数を一覧で確認できる上、複数のインボイスに分割している場合も品番単位で進捗を一目で把握できるよう工夫。輸出地からの貨物の状況や洋上在庫もリアルタイムで把握可能にしている。

エクセルや紙の書類での管理が不要となり、業務のペーパーレス化を推進するとともに、書類紛失のリスクを解消できると想定。複数の担当者間で迅速に情報共有できる体制も整備できるとみている。

PDFやCSVなど、さまざまな形式のPO、インボイスに対応している。

(藤原秀行)

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