国交省などが3月3日スタート、工事規制などの「先読み情報」受信可否も確認
国土交通省と国土技術政策総合研究所、中日本高速道路(NEXCO中日本)は2月7日、新東名高速道路で自動運転トラックの実証実験を3月3日に始めると発表した。
静岡県の駿河湾沼津SA~浜松SA間で、平日の夜間(午後10時~午前5時)、第1通行帯を自動運転車優先レーンに設定。自動運転トラックが安全かつ円滑に走行できるかどうかを検証する。
併せて、SA内で自動駐車・自動発進が可能かどうかを確認。工事規制情報など、車両単独では検知できない道路前方の状況に関する情報「先読み情報」を、道路脇の機器から自動運転トラックが正しく受信できるかどうかをチェックする。
このほか、道路脇の機器から、自動運転トラックがスムーズに合流できるようサポートする機能の有効性についても確認する。
実験で優先レーンを走るトラックには「自動運転実証実験中」のステッカーを車体に貼るなど、周囲の自動車に注意喚起する。
(藤原秀行)