6500坪超、今後も協業を検討
みずほリースは12月12日、100%子会社で不動産リース事業などを手掛けるエムエル・エステート(MLE)が、名古屋市内で新築の物流施設を取得したと発表した。具体的な取得額は開示していない。
日鉄興和不動産とトヨタホームが共同開発した案件。みずほリースと日鉄興和不動産の資本・業務提携を受け、みずほリースも共同開発に参画していた。
みずほリースは日鉄興和不動産と今後も協業を検討する。
MLEの物流施設ブランド「Malien Logistics」(マリエン ロジスティクス)」から「Malien」(マリエン)を加えた施設名称「LOGIFRONT名古屋みなとMalien」を採用、運用を始める。

名古屋第二環状自動車道の南陽ICから約4.0km、名古屋高速道路の港明ICから約4.2㎞。名古屋中心部に近く、市内配送に適した利便性の高い立地という。
製造業が盛んな豊田市周辺の西三河エリア、関東・関西への広域配送の中計地点としても利用できると見込む。
地上4階建てのBOX型で、延床面積は6500坪超。2分割でも利用可能な汎用性のある平面計画を採用している。
前面道路は40ftコンテナも運搬可能な幅員で、施設内は梁下有効高さ5.5mを確保。1階トラックバースは大型トラックが複数同時に接続可能で、ドックレベラーを装備し、スムーズな荷物の搬出入を可能にしている。
倉庫フロア内では、荷物用エレベーター、垂直搬送機各2基を設け、フォークリフト充電スペースも設置。エントランスホール、トイレなどの内観は間接照明と木調で温かみのあるデザインとし、落ち着いた温もりのある上質な空間を表現している。

(藤原秀行)※いずれもみずほリース提供







