サイバー攻撃受けたアスクル、関東2拠点で物流システム活用したEC出荷再開へ

サイバー攻撃受けたアスクル、関東2拠点で物流システム活用したEC出荷再開へ

単品単位の注文対象を大幅拡大

アスクルは12月16日、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)によるサイバー攻撃を受けECの出荷がストップした件に関し、12月17日に「ASKUL東京DC」(東京都江戸川区臨海町)と「ASKUL関東DC」(埼玉県上尾市)で、物流システムを使用した商品出荷を再開すると発表した。

12月15日午後6時より、単品(ばら)単位の注文対象商品が500種類から約1万6000種類へ大幅に拡大した。今後も対象の商品・出荷センターを順次拡大する。

同社は「安定稼働が確認できるまでは通常よりお届け日数がかかる」と説明、理解を求めている。

(藤原秀行)

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