オンキヨー、車重と軸重を容易に推定し橋梁の補修・更新優先度を的確に把握可能なシステム開発へ実証実験

オンキヨー、車重と軸重を容易に推定し橋梁の補修・更新優先度を的確に把握可能なシステム開発へ実証実験

より低コストに、老朽化に備え

オンキヨーは1月7日、「簡便な設置性を有する橋梁における加速度データを用いた車重および軸重推定システムの開発」に関する実証実験を1月8日に大阪市内で実施すると発表した。大阪市が管理している鈴橋で行う。

同様の実験は2024年11月に続いて2回目。



橋梁に掛かる車自体の重量や車軸それぞれの重量をより容易につかめるようにし、橋梁でどの部分を補修・更新すべきかをスピーディーに判断できるようにする。

この取り組みは国土交通省の「建設技術研究開発助成制度」に採択済み。同社は車両走行による橋梁の加速度データを用いた車重・軸重推定手法の確立を目指している。

手法を確立できれば、従来の装置から、大掛かりな設置工事を必要としない簡便な設置性を有する加速度センサーに置き換えることが可能となり、より低コストで車重・軸重を推定できるようになると見込む。

高速道路のような大規模な橋梁から、地方公共団体が管理する小規模な橋梁に至るまで、多地点で多様な橋梁の補修・更新の優先度を迅速かつ的確に把握することが可能になる見込み。

オンキョーは新たな手法を生かし、今後一斉に老朽化を迎える橋梁の補修・更新の需要増大に対応できるようにする。

実験は前回と同じく、模型橋梁で構築した軸重推定手法を、一般道の実橋梁で使えるようにすることを目指して検証する。社会実装に向けて実橋梁に設置する際の課題を洗い出す。



今回は対象橋梁に複数の加速度センサーを取り付け、同期装置により複数の加速度センサーを同期させることで、より正確なデータの取得を目指す。

実証実験は京都大学の金哲佑教授、河西運輸の協力を得て実施する。

(藤原秀行)

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