充電インフラ含めた社会実装・事業化も推進
商船三井系のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)、MOL PLUSは1月13日、小型EV(電動)船舶の開発・製造とチャージングスポット(充電場所提供)事業を運営するシンガポールのPyxis Maritime(ピクシス・マリタイム)に出資することを決めたと発表した。具体的な出資額は開示していない。
シンガポールは2050年までに国家として温室効果ガス排出のネットゼロを達成する目標を掲げ、30年以降に新造する港湾航行船は完全電動であること、軽油などを混合しない100%バイオディーゼルを使用できること、または水素などのネットゼロ燃料に対応していることを義務化する見通し。
MOL PLUSは、Pyxisと連携してEV船舶と充電インフラの社会実装・商業化を後押しすることを目指す。商船三井グループ内外のリソースを活用した協業機会の創出も念頭に置いている。
東南アジア・大洋州地域を統括する商船三井グループのMOL(Asia Oceania)とPyxisは2025年11月12日付で小型EV船舶およびチャージングスポットの導入・普及を目的とした基本合意書(HoA)を締結した。HoAに基づき両社は小型EV船舶と充電インフラを一体で普及させる事業モデルの確立に向け、将来の合弁会社(JV)設立を視野に入れながら検討する。

Pyxisの小型EV船舶で開催したHoA署名式の様子
Pyxis概要
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会社名 |
Pyxis Maritime Pte. Ltd. |
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代表者 |
Tommy Phun |
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設立 |
2022年 |
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本社所在地 |
シンガポール |
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事業内容 |
小型EV船舶の開発・製造。チャージングスポット、船舶・船員管理ソフトウェアアプリケーション・O&Mの提供。 |
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ホームページ |

(藤原秀行)※いずれもMOL PLUS提供











