NXタイロジスティクス、海上混載輸送強化へバンコク近郊ラカバンのCFSを移転・機能刷新

NXタイロジスティクス、海上混載輸送強化へバンコク近郊ラカバンのCFSを移転・機能刷新

バイヤーズ・コンソリデーションにも対応

NIPPON EXPRESSホールディングスは1月21日、タイ現地法人のNXタイロジスティクスが、タイ・バンコク近郊のラカバン地区に位置する自社CFSを同地区内で移転し、設備・機能を大幅に刷新して2025年12月に営業を開始したと発表した。

同地区で培ってきた拠点の立地優位性を維持しながら、海上混載(LCL)輸送サービスの利便性と品質を一層強化するのが狙い。



ラカバン地区は首都バンコクから約20km、タイ最大の国際貿易港レムチャバン港から約100kmに位置し、タイ政府が推進する東部経済回廊(EEC)へのアクセスにも強みを持つ。

日系企業が多く進出する周辺工業団地にも近く、都市部の交通規制区域外にあるため、時間帯の制約が少なくスムーズな輸送が可能。NXタイロジは同地区内でCFSを移転し最新設備を備えた施設へ刷新することで、貨物取り扱いの迅速な対応体制を強化し、製造・流通拠点との連携をさらに高めることを狙う。

新ラカバンCFSは指紋認証による入退場管理と24時間の有人警備を採用、セキュリティーを大幅に強化した。ソーラーパネルによる自家発電やEV(電気)フォークリフトの活用など、環境負荷低減に寄与する設備も取り入れている。

CFSは特定荷受人専用の海上混載便を仕立てるバイヤーズ・コンソリデーション(BC)にも対応。到着地での荷降ろし・保管・陳列の順に沿ってコンテナ内に積載するなど、ユーザーの業務フローに合わせたカスタマイズで到着地の荷降ろししや倉庫内仕分け作業の効率化を支援する。

NXタイロジは現在、タイから世界各国14の仕向け地に自社海上混載輸送サービスを提供。2025年にはタイからの輸出が伸長しているインド向け需要に応え、デリー向けサービスをラインアップに追加した。

さらに、25年7月にタイ東部ラヨーン県に新設した「イースタン・シーボード・ロジスティクスセンター」を海上混載貨物の受託が可能なサテライト拠点として活用し、多様化する輸送ニーズに対応する体制を整備している。



【新CFS概要】

名称 BANGKOK OCEAN CARGO BRANCH LAT KRABANG CFS
所在地 5 Motorway Road, Lam Pla Thio, Lat Krabang, Bangkok 10520
主要設備 ・指紋認証による入退場管理システム
・24時間の有人警備
・ソーラーパネルによる自家発電設備
・EVフォークリフト

(藤原秀行)※プレスリリースより引用

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