ヤマトHD、傘下の金融企業をノジマに9月売却へ

ヤマトHD、傘下の金融企業をノジマに9月売却へ

成長領域に経営資源を集中

ヤマトホールディングス(HD)と家電量販大手のノジマは5月14日、ヤマトHDが傘下で金融事業を手掛けるヤマトクレジットファイナンス(YCF)をノジマに9月1日付で売却すると発表した。

ヤマトHDは企業向け物流サービスや国際物流などの成長領域に経営資源を集中させる。ノジマはYCFを傘下に収め、決済サービスを強化して家電やスマートフォンなどの販売を伸ばしたい考え。



ヤマトHDはYCF売却を受け、関係会社株式売却損として2027年3月期に約90億円を特別損失に計上する。

YCFは1974年設立。後払い購入や企業間の売掛決済などを展開しており、株式の70%をヤマトHDが持つほか、ヒューリックとみずほ銀行も出資している。2025年3月期の営業収益(売上高に相当)は38億円、営業損益は7100万円の赤字だった。

ヤマトは保有するYCFの全株式を、ノジマの特別目的会社(SPC)に譲渡する。

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事