セルートの配送マッチングアプリ「DIAq」がリリース2周年

セルートの配送マッチングアプリ「DIAq」がリリース2周年

訪日外国人向け通信端末の当日貸し出しなどで活躍

バイク便などを展開しているセルート(東京)は9月5日、配送したい荷物と運び手を仲介するマッチングアプリ「DIAq(ダイヤク)」のリリースから2周年を迎えたと発表した。この中で、マッチングサービスを有効活用している例として、訪日外国人観光客向けにレンタルの通信機器受け渡しを挙げた。

DIAqは、自転車で通学する学生、主婦、飲食店の出前持ち、バイク便や自転車便のライダーたちが、空いた時間に荷物を運べるようマッチングするサービス。

Og(オグ、東京)が展開している訪日旅行客向け通信機器貸し出しサービスで、日本に来た後で急にモバイルWi-Fi端末が必要となった人に当日端末を提供したり、需要のピーク時に端末の在庫を切らさないようにしたりするため、DIAqを利用。アプリで注文してから運送者とマッチングしてホテルや民泊などの宿泊施設へモバイル Wi-Fi端末や SIM カードを届けるまで最短約40分で完了しているという。

DIAqは東京23区内や横浜市、大阪市でサービス展開しており、ビジネスの書類から出前や仕出しなどの食品、花といったギフトの配送など、さまざまなシーンで利用が広がっている。セルートは今後も活用場面の多様化、サービスエリアの拡大に取り組む構えだ。


レンタル通信機器受け渡しの活用イメージ(セルート提供)※クリックで拡大

(藤原秀行)

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