住友電工システムソリューションが配送計画システムをオートバックスセブン系のオトロンカーズに提供

住友電工システムソリューションが配送計画システムをオートバックスセブン系のオトロンカーズに提供

効率化による配送ドライバー負荷を低減

オートバックスセブンの完全子会社で、東北・関東・中部で自社ローン専門中古車販売店を展開しているオトロンカーズ(東京都新宿区西新宿)は9月30日、住友電気工業グループで情報システム開発の住友電工システムソリューション(東京都文京区関口)が提供している「配送デス」を車両運搬業務に活用、効率化を図っていると発表した。

配送デスは荷量や配送先など車両の情報を登録すれば、効率的なルートを立案する。担当者の業務負担を軽減する上、誰でも簡単に配車業務を可視化できると見込む。



配送デスはVICS交通情報(統計情報)を活用して渋滞を加味した移動時間で計画を立案することで立案精度が大幅に向上。自動で効率の良い配送/運搬計画(配送ルートを加味した車両と荷物のマッチング)が立案できる。

システムで効率的な配送/運搬計画を立案できることにより、作業負荷軽減、作業時間短縮に加え車両運行コストの削減にもつながると想定している。

オトロンは、オークション会場から整備工場への車両の運搬や、整備工場から各店舗への運搬を一貫して自社で行っており、従来の運搬計画の立案方法はドライバーの業務時間を圧迫していたほか、社内で定めたフォーマットの複雑化による運搬漏れの発生といった課題が顕在化していた。

課題の解決に向け、配送デスの導入に踏み切った。

配送デス導入により運搬計画立案を効率化し、この業務に費やしていたドライバー1人の拘束時間が1日当たり約4.75時間削減できると試算。運搬情報が見える化されたことで運搬漏れの防止やキャリアカーごとの運搬台数の把握にも対応でき、ドライバーの負担軽減につながるとみている。

さらに、社内システムに合わせてカスタマイズを行うことで、より綿密な運搬計画立案が可能になったという。今後、業務内容の変更が発生した場合も柔軟なアップデートや他システムとの連携が期待できる。



加えて、車両情報や運搬先、運搬の優先度などの入力・管理が仕組み化されたことでドライバー以外の部署の従業員も運用に携われるようになり、属人化リスクを軽らせると見込む。

(藤原秀行)

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