「世界SCM競技会」、26年は村田製作所チームが初優勝

「世界SCM競技会」、26年は村田製作所チームが初優勝

MDロジスも2年連続2位に、日本勢の活躍目立つ

SCM・サプライチェーンに関する人材教育を手掛けているオランダのInchainge(インチェインジ)は10月19~30日、世界中の企業が参加して架空企業の経営改善にチャレンジするコンテスト「世界SCM競技会(Global Professional Challenge)」の2026年大会の決勝を開催した。

数百チームが加わる各国予選を勝ち抜いた13カ国の33チームが世界大会の決勝に参加。その結果、村田製作所のチームが初優勝を勝ち取った。2位は昨年に続き、セイノーホールディングス傘下の物流企業MDロジスのチームが選ばれた。1位と2位を日本企業チームが占めるのは初めて。

3位にはサウジアラビアの食品メーカーGoodyCo(グッディーコー)が入った。日本企業では他に、ロジスティードが6位に、MDロジスのもう1つのチームが9位にそれぞれランクイン。トップ10に日本勢4社が入る活躍ぶりだった。

26年は英国の消費者向けヘルスケア商品大手ヘイリオンの日本法人ヘイリオンジャパンのチームが優勝しており、3年連続で日本に本拠を置く企業がトップに立った。

世界SCM競技会は参加したチームのメンバーが架空企業の調達やオペレーション(製造、倉庫)などの役割を担い、Inchallengeが独自に開発したシミュレーションソフトを駆使して物流の効率化や在庫の適正化、販売促進などをバランス良く進め、いかにROI(投下資本利益率)を最大化できるかを競い合っている。

実践的なプログラムを通じ、経営とSCMの重要性を学び取ってもらうのが開催の狙いで、例年数百規模の企業がチームを派遣している。

(藤原秀行)

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