事業基盤強化し自動化需要に対応、流通業向けシステム販売拡大も意欲
ダイフクは9月18日、ベトナムのホーチミンに新たな現地法人「ダイフク・イントラロジスティクス・ベトナム」を設立、10月1日付で営業を開始すると発表した。資本金は45万ドル(約5000万円)。
ダイフクは2016年、タイの現地法人と連携してベトナムで事業を開始、現地のメーカーや日系企業に自動倉庫を中心とした物流システム設備を販売してきた。経済成長が続く同国では物流現場で自動化の機運が高まっているため、拠点を構えて販売から取り付け、アフターサービスまで一貫して提供できる体制を構築、事業基盤を強化する。
同社は「製造業向け保管システムのみならず、流通業向け搬送、仕分け・ピッキングシステムなど、幅広い分野での事業展開を図る」と説明している。
(藤原秀行)