社内便や会議室までの飲食配送などへの投入想定
自動運転技術の開発などを手掛けるZMP(東京)は9月18日、開発中の宅配ロボット「CarriRo Deli(キャリロデリ)」をオフィスビル内の物流に活用するソリューションの販売を開始したと発表した。
入居するテナント企業向けの荷物配送や社内便、会議室までの飲食配送など多様なニーズに対応していくことを想定。企業の敷地内での部品・製品の移送にも提供できると見込む。
ビル内の異なるフロア間を移動するため、エレベーターにも自動で乗り降りできるようにする。
キャリロデリは搭載したカメラやレーザーセンサーで周囲を監視し、人間や障害物を避けながら最高時速6キロメートルで自動走行し、積載量は最大50キログラムに対応可能。
(藤原秀行)