25年に大阪万博に有人飛行可能な垂直方向離陸機出展目指す
垂直に離発着して上空を移動できる「空飛ぶクルマ」の開発を目指すベンチャー企業のスカイリンクテクロノジーズ(神戸市)は10月5日、経済産業省から無人航空機と航空機の製造事業に関する認可を9月27日付で取得したと発表した。
2025年開催の大阪万博に、有人飛行が可能な垂直離陸機(VTOL)の出展を目指す。
「空飛ぶクルマ」としては、プロペラだけでなく翼ごと向きを変える「ティルトウィング」のエンジン機を想定しており、最大800キロメートルの飛行を可能とする。
スカイリンク社はさまざまな企業が集まり、空飛ぶクルマの開発に取り組んでいるプロジェクト「P.P.K.P」(パーソナルプレーン開発プロジェクト)の幹事を務めている。
「P.P.K.P」による空飛ぶクルマのイメージ(スカイリンクテクロノジーズ提供)
(藤原秀行)