ZMP、無人フォークリフトの販売を年内に開始

ZMP、無人フォークリフトの販売を年内に開始

最大可搬重量1・6トン、障害物検知し自動停止

自動運転技術開発などを手掛けるZMPは10月23日、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」シリーズの一環として、新たに無人フォークリフト「CarriRo Fork(キャリロフォーク)」を2019年中に発売すると発表した。

車両の重量は1トン、可搬重量は1~1・6トンと設計。最高速度は荷物を積まない場合が時速5・4キロメートル、搭載時が3・6キロメートル。

簡単なセットアップで作業エリアの事前マッピングから運用開始まで数日で実現できるのが強み。レーザーや赤外線センサーで周辺の状況を随時監視し、進む方向に障害物があればすぐに停止、障害物がなくなれば自動的に再スタートする機能を備えている。

本体価格は5年リースで月額28・2万円から(税別)。買い切りも可能。11月5~6日に東京・品川で開催予定の「Carriro製品導入説明会」にお目見えする。旧来のCarriRoシリーズのロボットと連携させることで、庫内作業の生産性を一層高められると見込む。


無人フォークリフト「CarriRo Fork」(ZMPプレスリリースより引用)
(藤原秀行)

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