欧州向け貨物の取扱量拡大目指す
福山通運は8月21日、リトアニアの物流企業UABホプトランスロジスティクスと業務提携したと発表した。
同国を基点とした物流システムを共同開発し、福通は欧州向け貨物の取扱量増加を実現したい考え。
UABホプトランスは1993年設立。リトアニア国内7カ所、海外9カ所に拠点を展開している。福通と手を組み、日本を含む東アジア向けの貨物を本格的に手掛ける意向。
両社は他にも人事交流などを検討し、事業基盤強化につなげるほか、文化・学術面での交流にも貢献していきたい構え。
福通の小丸成洋社長は2017年1月から在福山リトアニア名誉領事を務めている。
(藤原秀行)
提携を決め握手する両社首脳(福山通運提供