合弁会社通じ実施、余剰傭船契約の有効活用など図る
王子ホールディングス(HD)は11月13日、持分法適用会社の中越パルプ工業、三菱製紙と製紙事業の主原料となる輸入木材チップの共同調達を同日開始したと発表した。
3社が合弁で設立した「O&Cファイバートレーディング」(東京、12月2日付で「OCMファイバートレーディング」に社名変更予定)を通じて実施する。王子HDは共同調達について「余剰傭船契約の有効活用、直接貿易による調達コスト削減、調達先の最適化、業務および人員効率化による固定費削減を進め、3社グループの競争力強化を図る」と説明している。
(藤原秀行)