段ボールなど廃棄資材の回収・搬送を無人化
ZMPは12月6日、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)AD(自律移動モデル)」が、住友商事傘下でカタログ通販大手の物流センター運営を担うベルメゾンロジスコ(岐阜県可児市)で今年7月に採用されたと発表した。
廃棄資材の回収から処理までの工程の自動化・省人化が狙い。従来は人間が使用済み段ボールなどを手押し台車で運んでいたため、何度も庫内を往復していたが、CarriRo ADに搬送の部分を担わせた結果、処理作業に必要な人員を従来の3人以上からほぼ1人に抑えることが可能になったという。
また、副次的な効果として、CarriRo ADがスムーズに走行できるよう、通路に障害となる物を置かず、整理整頓も進み、庫内が整然と片づけられるようになった。
台車をけん引して廃棄資材を回収しているCarriRo AD(ZMPウェブサイトより引用)
(藤原秀行)