地域経済貢献目指す、21年完成へ地元関係者らと調整
ダイワコーポレーションは1月29日、沖縄で新たに倉庫を開発すると発表した。今年夏ごろに着工、2021年の完成を目指し地元関係者らと調整を進めている。
同社は2014年から沖縄県の「物流高度化推進事業」に参画、泡盛の首都圏向け共同物流システムを手掛けているほか、17年度入社より同県で高卒採用を積極的に進めるなど、沖縄との結び付きを強めている。
観光業が好調で人口も増加するなど、今後も経済発展が期待できる同県に倉庫を構え、自社の物流事業基盤強化につなげるとともに、県経済振興に協力したい考え。同社は倉庫の詳細を開示していないが、関係者によれば、沖縄本島南部の南風原町で延べ床面積が4000坪程度を検討しているとみられる。
併せて、新たな取り組みとして、プロ野球・横浜DeNAベイスターズが春季キャンプを行う同県宜野湾市の球場でベンチ広告を掲出することを決めた。野球振興や地域貢献に協賛していくのが狙い。
(藤原秀行)