プロロジス、米リート大手リバティー・プロパティ・トラストの買収完了

プロロジス、米リート大手リバティー・プロパティ・トラストの買収完了

1・4兆円で運営中の物流施設約1000平方メートルなど取得、事業競争力強化

プロロジスは2月4日、米不動産投資信託(REIT)大手リバティー・プロパティ・トラスト(LPT)の買収手続きを完了したと発表した。買収額は債務も含めて総額130億ドル(約1兆4170億円)。全額株式交換でLPTを傘下に収めた。

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プロロジスは昨年10月に買収の意向を発表していた。リバティーは米国や英国で商業不動産の開発・運用を担い、物流施設は1億800万平方フィート(約1000万平方メートル)を保有しているほか、490万平方フィート(約46万平方メートル)の開発を進めている。保有する開発用地は2050万平方フィート(約190万平方メートル)に及ぶ。

LPTの持つ優良な物流施設を取得し、物流施設開発・運営事業の競争力強化を図る。プロロジスは買収で325社の新規顧客と取引を開始すると説明、経営効率化で経費と一般管理費を1億2000万ドル(約130億8000万円)削減できると見込む。

(藤原秀行)

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