新たにHIKROBOT製の自動搬送ロボットをラインアップ追加
オリックス傘下で産業用ロボットのレンタルなどを手掛けるオリックス・レンテックは2月18日、物流施設の自動化支援強化へロボットシステムインテグレーター(SI)のオフィスエフエイ・コム(栃木県小山市)と業務提携したと発表した。
オフィスエフエイ・コムはWMS(倉庫管理システム)の自社開発や基幹システムとの連携などを展開、国内外2000カ所以上の工場で自動化を果たしている。オリックス・レンテックは今回の提携で、レンタルにとどまらず、倉庫内の搬送業務の全工程を調査したり、顧客の業務に最適な搬送システムを構築したりと多様なソリューションが可能になると見込む。
業務提携のイメージ(オリックス・レンテック提供)※クリックで拡大
オリックス・レンテックは併せて、法人向けの次世代ロボットレンタルサービス「RoboRen(ロボレン)」のラインアップに、HIKROBOT製の自動搬送ロボット「Latent Mobile Robot(レイテント・モバイル・ロボット)」を追加することも発表した。棚の下に潜り込んで持ち上げ、ピッキングなどの作業場所へ運ぶタイプ。ロボレンが取り扱っている「6カ月お試しレンタルパック」で月額税別32万8000円から提供する。
ロボレンのラインアップは20メーカー、42機種に拡大する。
「Latent Mobile Robot」
「Latent Mobile Robot」の概要※クリックで拡大(いずれもオリックス・レンテック提供)
(藤原秀行)