保管期間延長などメリット、貨物取り扱い拡大図る
郵船ロジスティクスは2月21日、インドネシアの現地法人が、同国ジャカルタ近郊にあるMM2100工業団地内の倉庫で、保税物流センター(PLB)ライセンスを昨年12月に取得したと発表した。
当該倉庫は約1万2600平方メートル、このうちPLBエリアは約7800平方メートル。輸入貨物に加え、新たに輸出貨物も保管が可能となった。PLBエリアでは最長保管期間が従来の保税倉庫の2年から3年に延長されるメリットを享受できる。
同工業団地はジャカルタやタンジュンプリオク港、スカルノハッタ国際空港ヘのアクセスに優れており、2020年中にタンジュンプリオク港から同工業団地に直通する高速道路が開通する予定。ライセンス取得を契機に、地の利を最大限生かして貨物の取り扱い拡大を図る。
(藤原秀行)