蔵置期間最長3年などのメリット生かしサービス品質向上
阪急阪神エクスプレスは10月9日、インドネシアの現地法人がジャカルタ近郊に展開している倉庫で、同国の税関総局から「保税物流センター(PLB)」のライセンスを取得したと発表した。
PLBは蔵置期間が最長3年となるほか、通関手続き簡素化などのメリットがある。同社はライセンスを生かし、物流サービスの品質向上を図る。
当該の倉庫は西ジャワ州ブカシ県の工業団地に位置し、延べ床面積は1万1855平方メートル、PLBのエリアは1万41平方メートル。同社は今後も機能拡充を進め、経済成長が続く同国の旺盛な物流需要を着実に獲得したい考えだ。
(藤原秀行)
PLBライセンスを取得した倉庫(阪急阪神エクスプレス提供)