補償範囲など確定は「相応の時間」とあらためて説明
Jリートの日本プロロジスリート投資法人は5月11日、ポートフォリオに組み入れている宮城県岩沼市の物流施設「プロロジスパーク岩沼1」が火災で焼失したことに関連し、同施設を対象とする保険の支払限度額がトータルで47億2100万円に上ると発表した。
内訳は、建物と付属設備が対象の火災保険が37億2000万円、収益を対象とする利益保険が10億1000万円。同施設の帳簿上の価額は37億1300万円という。
同社の資産運用を担うプロロジス・リート・マネジメントは保険の補償範囲や実際に支払われる保険の額、支払い時期の決定には「相応の時間がかかる見込み」と従来の見解をあらためて表明した。
鎮火後の「プロロジスパーク岩沼1」
(藤原秀行)