50年ぶり交代、建設・不動産業界の実績など重視
大和ハウス工業は5月22日、会計監査人を有限責任監査法人トーマツからEY新日本有限責任監査法人に変更すると発表した。6月26日開催の定時株主総会に諮る予定。
トーマツは1969年10月から大和ハウス工業の監査を担っており、約50年ぶりの交代となる。
同社は交代の理由として、自社グループの事業が戸建て住宅にとどまらずマンションや商業施設、物流施設など幅広い領域に及び、海外展開にも注力していることを踏まえ、EY新日本が建設・不動産業の監査実績を多く有している点などを重視したと説明している。
(藤原秀行)