働きやすい環境整備図る
中小EC事業者らの物流業務を包括的に支援するオープンロジは6月26日、2019年度に導入した「子どもの看護休暇制度」と「育児休業中の一定期間就労制度」を在宅勤務中の従業員も利用できるよう対象を拡大したと発表した。現時点で13人が制度利用の対象になっているという。働きやすい環境の整備を図る。
いずれの制度も子育て中の男性スタッフらの要望を受けて設立。「子どもの看護休暇制度」は小学校への就学始期までの子どもを養育している従業員の中で一定の条件を満たす人を対象に、該当する子どもが1人の場合は年間5労働日、2人以上の場合は10労働日を上限とし、けがをしたり病気になったりした場合や予防接種・健康診断を受けさせる場合に取得可能。
「育児休業中の一定期間就労制度」は、育休中でも子どもを養育する必要がない期間、一時的に就労が可能で、月10日以内(10日を超える場合は80時間まで)であれば育児休業給付金を出す。
(藤原秀行)※写真はイメージ