インダストリアルプロダクツビジネスユニットを事業会社に
日立製作所は10月25日、大型の産業機器事業を担っているインダストリアルプロダクツビジネスユニットを、来年4月1日付で新たに設立する「日立インダストリアルプロダクツ」として分社化することを決定したと発表した。
注力セクターと位置付ける「電力・エネルギー」「産業・流通・水」「アーバン」「金融・社会・ヘルスケア」において、「産業・流通・水」分野のプロダクト事業を強化するのが目的。
受注生産が中心で大型産機を手掛ける新会社の日立インダストリアルプロダクツ、主に量産品で構成される産機を担う日立産機システムの2社に産機事業を集約。独立した事業会社による機動的な事業運営と徹底した物づくりの強化を図り、グローバルで競争力の高い製品を提供していく。
(鳥羽俊一)