小型の「ゆうパケット」は38%の伸び、コロナで“巣ごもり需要”追い風
日本郵便が7月30日発表した6月の郵便物・荷物の引受物数によると、荷物のうち「ゆうパック」は前年同月比23・6%増の9602万5000個となり、8カ月連続で前年実績を上回った。
4月(26・5%)、5月(29・1%)に続く2割の大きな伸びを記録した。ゆうパックの中でも特に小型荷物に特化した「ゆうパケット」は38・1%増の4695万8000個に上った。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が広がり、“巣ごもり需要”でインターネット通販の利用が伸びていることが引き続き、利用個数の押し上げにつながったようだ。
郵便物は0・3%減の13億2332万2000個、ゆうメールは0・6%減の2億9629万3000個だった。
(藤原秀行)