コロナ禍で減収減益も、配送経路見直しなど業務改革が奏功見込む
福山通運は8月6日、2021年3月期の連結業績予想を修正した。
売上高は従来の2785億円から2805億円(前期比4・3%減)、営業利益は127億円から170億円(17・2%減)、純利益は85億円から122億円(5・6%減)にそれぞれ引き上げた。
新型コロナウイルスの感染拡大による経済情勢悪化で荷物取扱量が減っていることなどから減収減益を強いられるとの基本的な見方は変わっていないが、配送ルートの見直しなどの業務改革が奏功し、費用を抑制できる見込みとなったことや、貨物輸送量がやや戻っていることなどが追い風となる。
(藤原秀行)