国土交通省が免震・制振不正受け外部有識者委員会を設置

11月9日初会合、再発防止策を提言へ

　国土交通省は10月26日、建物用の免震・制振用オイルダンパーに相次ぎデータの不正な書き換えが見つかったのを受け、原因究明と再発防止策を議論する「免震材料および制振部材に関する外部有識者委員会」の初会合を11月9日に開くと発表した。

　メンバーは委員長の深尾精一首都大東京名誉教授ら5人。複数回会合を開き、今年度中にも提言する。国交省は提言を踏まえ、関連制度の見直しなどを進める見通し。

（藤原秀行）