ダイワコーポレーション、沖縄の高校生新卒採用を20年度も継続

ダイワコーポレーション、沖縄の高校生新卒採用を20年度も継続

コロナ禍の現地でウェブ企業説明会に参加、会社案内キットを配布も

ダイワコーポレーションは8月18日、沖縄在住の高校生の新卒採用を2020年度も継続すると発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大による経済情勢悪化が響き、沖縄県内でも求人数が減少。高校の新規学卒者の求人倍率は今年6月の速報値で0・39倍に低迷している。新型コロナウイルス禍で今年は沖縄県内での合同企業説明会が中止・延期されるなど就職を希望する学生にとって厳しい状況となっている。

ダイワコーポレーションは沖縄県の雇用政策課が展開しているインターネットサイト「Web合同企業説明会」に参加、10分程度の会社紹介動画を10月16日まで公開しているほか、動画を収録したDVDと高校生向けパンフレット、拠点一覧マップなどを組み合わせた会社案内セットを作成、社員の出身校を中心に配布する独自の取り組みを実施している。企業紹介ポスター3種類も順次提供、ダイワコーポレーションの存在をアピールしている。

同社は2014年から沖縄県の公募事業「物流高度化推進事業」に加わり、21年の着工に向け新たな倉庫の建設計画を進めるなど、沖縄県とのつながりが深く、高校生新卒者の採用も積極的に行ってきた。現在は沖縄の高卒社員17人が日々業務に当たっている。

同社は「これまでと同様に沖縄とのご縁を大切にし、ともに沖縄の物流業界の未来を切り拓き、物流で地方に貢献する企業になるべく果敢にチャレンジしていく」とコメントしている。


建設する倉庫のイメージ(以下、いずれもダイワコーポレーション提供・クリックで拡大)


会社案内セット


会社説明動画

(藤原秀行)

雇用/人材カテゴリの最新記事