東南アジアの販社6社へ迅速に供給、納期短縮や在庫適正化図る
荏原製作所は8月19日、主力の標準ポンプ事業に関し、ベトナムの工業団地にディストリビューション(物流)センターを開設したと発表した。具体的な場所や建物の規模などは開示していない。
イタリアの荏原グループ工場で生産した標準ポンプを、従来は東南アジアの販売子会社6社にそれぞれ出荷してきたが、今後は物流センターで在庫することにより、6社へ迅速に供給できるようになり、納期短縮や在庫適正化につなげられると見込む。
今後は物流センターの近くに組み立て・施設を担うノックダウンセンターも開設を予定しており、東南アジアエリアで調達や生産も含めたサプライチェーン運営全体の効率化を図る。
物流センターの外観(荏原製作所ウェブサイトより引用)
(藤原秀行)