画面で移動場所を表示、スタッフの歩行距離最短に
物流業界向けロボット開発などを手掛けるスタートアップ企業のRapyuta Robotics(ラピュタロボティクス)は8月27日、自律協働型ピッキングロボット(AMR)に新機能を搭載したと発表した。
AMRの画面で、ピッキングを終えた後、次に移動すべきピッキングの場所をAI(人工知能)が自動計算、表示する。従来は庫内作業スタッフがウエアラブル端末でAMRの場所を確認するか、特定の区画を担当した上で移動してきたAMRに対応するかの2つの方式だったが、より迅速かつ最短で移動できるため、作業時間や歩行距離が最短になると見込む。
ラピュタロボは日本通運が運営している倉庫でAMRの運用を開始した。
AMR
AMRのオペレーションの流れ※クリックで拡大(いずれもラピュタロボティクス提供)
(藤原秀行)