クローラーに高強度ベルト採用、耐久性や走行時の静音性アップ
ジャロックは9月9日、2017年10月に販売開始した高機能業務用台車「NICOキャリーランナー」の改良版「キャリーランナーNEO」を同日発売したと発表した。
一般的な車輪に代わり、独自に開発したクローラーを活用することで段差が多い工場内のほか、雪道、泥道、砂利道のような悪条件の道でも荷物を積んだまま安定して走行できるようにしている。改良版はクローラー連結部に用いていた樹脂部品を、シートベルトなどにも使われているポリエステル繊維製の高強度ベルトに切り替え、耐久性や走行時の静音性を高めている。
ハンドルの高さは89センチメートル、積載面は縦89・5センチメートル、横59・5センチメートル。自重は20キログラム、積載荷重は150キログラム。価格は12万円、ストッパー付きのタイプが14万円(いずれも税別)。9月末まで同社ECサイトでの購入に限り、10%割引とする。
「キャリーランナーNEO」
用いているクローラー(いずれもジャロック提供)
(藤原秀行)