効率化システム活用、細かな日時指定可能に
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と傘下に物流企業のタカダ・トランスポートを抱えるTAKATA(さいたま市)は9月28日、インテリア系大型商品の配送を手掛ける合弁会社「TriValue(トライバリュー)」(同市)を6月1日付で新設したと発表した。
新会社は家具メーカーや小売事業者を対象に、CTC製のPOSやECと連動して配車計画を自動作成する配送管理システム「Mobile Asset Management Service(MAMS)」を生かした大型家具中心の配送元請事業を展開する。
MAMSを駆使して効率的な配送計画を立案し、配送業務を迅速化。複数の荷主企業の商品を共同物流で取り扱い、購入者への配送は細かな日時指定を可能にすることで大型商品配送の差別化を図る。
当初は関東エリアでサービス展開し、順次拡大していきたい考えだ。
(藤原秀行)