7月に22億円余りで株取得、事業拡大狙い
日本アクセスが今年7月、コンビニや生協向けに総菜・弁当の製造販売を手掛けているカネ美食品の発行済み株式の7・3%を約22億2300万円で取得していたことが分かった。日本アクセスが関東財務局に提出した変更報告書などで明らかにした。
カネ美食品への総菜用食材提供や弁当の配送などを展開、食品卸やロジスティクスの事業拡大を図る狙いがあるとみられる。
カネ美食品はディスカウントストア大手「ドン・キホーテ」を運営しているパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスやファミリーマートが大株主を務めており、日本アクセスがファミリーマートから株式を取得して第3位株主に浮上したもよう。
(藤原秀行)※写真はイメージ