寺田倉庫、現代アートのコレクターズミュージアムを東京・天王洲エリアに12月新設へ

寺田倉庫、現代アートのコレクターズミュージアムを東京・天王洲エリアに12月新設へ

自社で預かる作品を公開

寺田倉庫は10月8日、東京都品川区東品川の天王洲エリアに、現代アートのコレクターズミュージアム「WHAT(ワット)」を12月12日に開設すると発表した。

同社は美術品の保管を軸にして、美術品修復・梱包・輸配送・展示など、芸術家のサポート事業を積極的に展開してきた。同社がコレクターから預り、保管している貴重なアート資産の公開を目的とした新しい芸術文化発信施設をオープンさせる。

施設名称の「WHAT(WAREHOUSE OF ART)」は「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」というユニークなコンセプトを込めているという。

WHATは文化庁と観光庁を主体とした「文化観光推進法」に基づく文化観光拠点施設として、民間企業初の計画認定を受けた。寺田倉庫は「今後はWHATを中核とし、アーティスト・コレクター・ギャラリーなど、現代アートの主たるステークホルダーをはじめ、より広いアートファン層に開かれた展示公開を行うための場を創出していく」とコメントしている。


「WHAT」の外観イメージ(寺田倉庫ウェブサイトより引用)※クリックで拡大

(藤原秀行)

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