低温配送のニーズ増対応、数年内に2000台体制目指す
リース大手のJA三井リースと飲食店参入支援や料理の宅配などを手掛けるスターフェスティバル(東京都渋谷区恵比寿)は11月2日、冷凍冷蔵車のリース事業「コネクテッドカーリース」を担う新会社「スタロジリース」(東京都中央区銀座)を共同で設立したと発表した。
両社は今年1月に資本・業務提携を締結していた。新型コロナウイルスの感染拡大などで低温配送のニーズが高まっているのを踏まえ、JA三井リースが蓄積したリースのノウハウとスターフェスティバルが持つ宅配の経験を組み合わせ、需要の獲得を図る。スターフェスティバルはこれまでクーラーボックスで食品配送を展開してきたが、車両の取り扱いもスタート、事業拡大を図る。
GPSを活用したオンデマンド配送機能も開発を進めており、数年内に2000台規模まで車両を増やし、物流業界の人手不足に対応していきたい考えだ。
(藤原秀行)