コンビニ商品や処方箋医薬品、ヨットハーバーと沖合の離島結ぶ
ANAホールディングス(HD)と調剤薬局大手のアインホールディングス、セブン-イレブン・ジャパン、福岡市は11月24日、同市内でドローン(無人飛行機)を使った配送の実証実験を12月2~5日に行うと発表した。
実験は国土交通省と環境省の連携事業の一環として実施。ドローン機体開発などを手掛ける自律制御システム研究所(ACSL)とNTTドコモも協力し、同市のヨットハーバーと沖合の能古島の間をドローンが飛ぶ計画。
アイン薬局の処方箋医薬品とセブン-イレブンのインターネットコンビニで注文した商品の2種類を、島内の3地点に運ぶことを想定している。飛行距離は片道で2・5~3・5キロメートル。配送物に応じて2種類の機体を使い分ける予定。
実験のイメージと用いる機体(いずれも各社プレスリリースより引用)
(藤原秀行)