入荷時間分散でトラック待機解消など期待
Hacobuは12月2日、西日本で総合スーパーを展開しているイズミが広島市内に構えている物流拠点「広島センター」で、Hacobuのトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボバース)」を導入したと発表した。
同センターは従来、入荷トラックを先着順で受け付けていたため、特定の時間にトラックが集中し周辺で待機が発生するのが課題となっていた。さらに、いつ何を積んだトラックが到着するか事前に把握できておらず、物流センター側で事前準備が十分行えないため業務が非効率になっている問題も発生していた。
同サービス導入により、トラックの入荷時間分散による待機解消、事前の荷量把握による庫内業務の段取り効率化が可能になり、庫内スタッフとトラックドライバー双方の生産性向上が期待できるようになった。
Hacobuは今後、同サービスで取得した入出荷のタイミングなどの物流データを分析することで納品時間の適切な設定や人員の適切配置なども後押しし、物流センターの出荷能力向上に寄与するとみている。
(藤原秀行)