家具什器メーカーが1棟借り、21年9月末竣工見込む
日鉄興和不動産は12月4日、兵庫県尼崎市で新たな物流施設「LOGIFRONT尼崎Ⅳ」に着工したと発表した。
近畿圏では同市内で既に2棟のプロジェクトを進め、近隣の「LOGIFRONT尼崎Ⅰ」は今年1月に完成、「LOGIFRONT尼崎Ⅱ」は2021年1月の竣工を見込む。今回が第3弾の開発となる。
「尼崎Ⅳ」は鉄骨造の地上2階建て、延べ床面積は2万9441平方メートルを計画。21年9月末の竣工を予定している。
阪神高速道路湾岸線の東海岸ICから約1キロメートル、中島ICから約4キロメートル、阪神高速道路神戸線の尼崎東IC、尼崎西ICからともに約5キロメートルに位置。近畿圏一円へのアクセスに強みを持つ。
マルチテナント型物流施設を予定していたが、家具什器メーカーが1棟借りし、専用センターとして運用する方向。
「尼崎Ⅳ」の完成イメージ(日鉄興和不動産提供・クリックで拡大)
(藤原秀行)