昭文社HD、低コストで導入容易な業務用カーナビを発売

昭文社HD、低コストで導入容易な業務用カーナビを発売

走行軌跡基に作成したルートを案内、コスト大幅圧縮も実現

昭文社ホールディングスは12月11日、子会社のマップルと連携し、業務用カーナビゲーションシステム「配走ヘルパー」を2021年1月18日に発売すると発表した。

走行軌跡を基に走行ルートと途中の案内地(経由地)を組み合わせたコースを作成、音声やイラストで通常のカーナビのように案内する。ドライバーが自らの経験で安全と判断して走ったルートを活用できるようにし、運転時の負担軽減や事故回避につなげる。

併せて、ユーザーの要望が多い機能に絞ってパッケージ化することで、専用システムとして開発した場合よりコストを大幅に圧縮。例えば端末筐体数が十数台以下で導入する場合、自社サービスで以前より60~70%低減できると試算している。

さらに、タブレット端末にインストールし、初期設定を済ませた上で引き渡すことで、ユーザーは受け取ってすぐに車両へ取り付けて利用を始められるようにする。


カーナビの画面イメージ(以下、いずれも昭文社HD提供・クリックで拡大)


「走行軌跡から作成したコースに対する案内」の概要

(藤原秀行)

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